医療保険(入院保険)を選ぼう!|博士の生命保険見直し研究所



医療保険(入院保険)を選ぼう!


「医療保険(入院保険)って、どれが自分に一番ぴったりなの?」

今回の保険教室では、前回の公的医療制度を踏まえて、公的医療制度では不足する部分に補い、かつ、 自分にぴったりな医療保険(入院保険)を選ぶポイントについてご紹介します!


「(1) 【とりあえず】入りたい!」
「(2) 【女性】は男性よりも年齢が若いうちにがんになる」
「(3) 【生活習慣病保険】はこんなとき役立つ!」
「(4) がん保険で【がん治療】をバッチリ保障」
「(5) 【すでに病気になっていたら】保険に入れない?」


(1) 【とりあえず】入りたい!

【とりあえず】医療保険(入院保険)に入りたい!と思っているけれど、どんな医療保険(入院保険)に入ればいいのかわからない!

そんな方には、ほとんどの病気・ケガで入院したときに、入院給付金を受け取れ、手術したときに、手術給付金を受け取れる、基本の保障のみのシンプルな医療保険(入院保険)を検討されることをおすすめします。


例えば・・・


保障内容 給付内容(受け取れる金額)
病気で入院したとき 1日  5,000円
ケガで入院したとき 1日  5,000円
病気・ケガで手術したとき 1回(手術の種類によって)  5・10・20万円

すでに病気になられたことがある方や、現在病気治療中の方などは、健康状態の告知が必要な医療保険(入院保険)に加入できない場合や、加入できても、その病気は保障されない場合がほとんどです。
医療保険(入院保険)は、健康なうちに加入したほうが、幅広い保障内容で加入することができますから、早く加入したほうが良いと言えますね。

※ 健康状態の告知をする必要がない、または簡単な告知で加入できる医療保険(入院保険)もあります。

また、保険教室9回目でも取り上げたように、平均在院日数は37.5日(厚生労働省「平成17年 患者調査」)ですから、医療保険(入院保険)を考えるときに、 1回あたりの入院で保障される日数が、30日~60日程度あれば、平均的に保障されると言えますね。

厚生労働省「平成17年 患者調査」


(2) 女性は男性よりも年齢が若いうちにがんになる

女性は、男性よりも年齢が若いうちに病気になりやすい傾向があります。



財団法人がん研究振興財団「がんの統計 2007年版」


女性の場合、30代で女性特有の病気(乳がん、子宮がんなど)になる確率が高まります。
ですから、「年齢が若いから病気にならない」と言って【まだ】医療保険に入らなくて良いと思うのは、正しくありませんね

また、胃がんになる人(30-34歳の女性は236人)よりも乳がん(30-34歳の女性は825人)になる人の方が多いですから、女性特有の病気の保障が手厚い保険が嬉しいですよね。 ※胃がんになる人、乳がんになる人のデータはともに、財団法人がん研究振興財団「がんの統計 2007年版」を参照。

女性保険と言われる、女性特有の病気を重点的にカバーする医療保険(入院保険)は、一般的な病気・ケガを保障するだけでなく、 「乳がん」や「子宮がん」などの女性特有の病気になった場合に、一般的な病気やケガへの給付金に上乗せして給付金を受けられます。 また、女性保険の中には、生活習慣病を手厚く保障するタイプやがんを手厚く保障するタイプもあります。


さらに、女性に嬉しいボーナス付きの女性保険も多く登場しています。
定められた期間中に無事故なら受け取れる無事故ボーナスや、定められた期間中に生存していれば受け取れる生存ボーナスなどがセットされたタイプもあります。
掛け捨てはじゃないほうが・・・と思われる方におすすめです!



(3) 生活習慣病保険はこんなとき役立つ!

生活習慣病とは、がん(悪性新生物/上皮内新生物)・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患などが生活習慣病とされています。

上図の「男女・年齢別退院患者の在院日数」を見ると、脳血管疾患の場合、平均在院日数が約102日と非常に長いため、一般的な医療保険に多い、1回の入院につき60日を限度に入院給付金を支給するものは、日数が短く不安ですよね。

そのため、生活習慣病保険の場合、生活習慣病に該当する病気で入院した際に、1回の入院につき180日程度を限度に入院給付金を支払われるものが一般的です。

また、生活習慣病保険の中には、高度先進医療を受けた場合に、その技術料によって給付金を受け取ることができるタイプもあります。
高度先進医療の中には、公的医療保険制度の対象外となるものもあります。公的医療保険制度の対象外になるということは、高額療養費制度も受けることができませんから、十分な治療を受けるためにも、保険で備えておきたいですよね。


(4) がん保険でがん治療をバッチリ保障

生活習慣病の中でも、さらに保障の範囲を狭く絞った保障の保険のひとつが、がん保険です。

「がんでの入院は長引く」というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、がんでの在院日数は、全体の平均とあまり変わりありません。
ただし、白血病(血液のがん)の入院日数が長くなる傾向にあり、平均在院日数は64.2日(厚生労働省「平成14年 患者調査」より)です。

1回の入院で60日以上入院しても安心して給付金が受け取れる保険が良いですよね。

また、がんは再発の可能性がある病気です。
だからこそ、何度入院しても、何度手術しても受け取れる保険が良いですね。


がん保険は、入院給付金を受け取るのに、1回あたりの入院日数の制限も、トータルでの入院日数の制限もありません。
また、初めてがんと診断確定されたら一時金を受け取れたり、がんで入院し、退院して通院した場合には給付金を受け取れたりします。

そのほかにも、がんの早期発見を支援するために、がんの検査費などに使える健康支援金を受け取ることができる特約が付いたがん保険などもあります。

がん保険は、健康な間はがん予防のために活用し、がんになったあとも万一の再発のときにも安心して治療が受けられる保障内容が特徴です。

しかも、通常の医療保険(入院保険)と比べて、保障する病気をがん(上皮内新生物を含む場合もあり)に絞っているために、保障内容が充実していても、保険料が低く抑えられます。

だから、がんにはがん保険なのですね。



(5) すでに病気になられた方には

「もう病気になったから保険に入れない!」と思われている方はいらっしゃいませんか。

病気になってからでも、入れる保険があるんです!

医師の診査、健康告知なしに(または簡単な健康告知で)、医療保険(入院保険)に加入することができます。

ただし、どなたでも入れる分、一般的な健康告知のある医療保険(入院保険)よりも、保険料が割高になります。 また、選べるプランが少ない場合もありますから、やはり、健康なうちに医療保険(入院保険)に加入しておきたいですね。




次回は、終身医療保険と定期医療保険を徹底検証します!
保険期間ってどうやって決めたらいいの?とお悩みの方、終身タイプと定期タイプ、どっちが自分にピッタリなのかわからない! という方はぜひお楽しみに!




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